こんにちは、ウホです。
正統派な立ち回りで火力を取っていくピカチュウと違って、相手を翻弄する動きや三すくみを使って揺さぶり、共鳴やステータス変化によって勝ちを自分のものにしていくといった、ゲーム全体を見据えた立ち回りが得意なポケモンです。その魅力は何と言っても出来ることの幅広さにあります。私自身、マスクド・ピカチュウを使い始めて3年が経過していますが、いまだに使いこなせていない部分や、立ち回りでの新しい発見があります。新しい動きを常に発見でき、それを実戦で試していく楽しさが尽きないポケモンです。
この記事ではマスクド・ピカチュウとランクマッチで当たるけど、性能を調べたことが無い方、これからマスクド・ピカチュウを使ってみたいという方へ向けて、このポケモンの性能の簡単な紹介と、その魅力について語っていきたいと思います。
性能
- 体力:570
- 共鳴ゲージの溜まり方:最速
- 共鳴時間:普通
- ブロック攻撃の発生:速い
- 11F技(最速技):2Y、掴み、バーストアタック
- ステップの硬直:短い
- 構え時の効果:サポートゲージ増加
また、マスクド・ピカチュウ独自の仕様として強化状態というものがあります。強化状態になると、各種ポケモンわざなどが強化されます。
- ほうでん:弾速が上がる。DPで当たると痺れてコンボができる。
- エレキネット:ダメージが上がる。
- ワイルドボルト:ダメージが上がる。ブロック可能な時間が伸びる。
- フライングプレス:当てた場合に相手を痺れさせる。ガードさせたときの有利フレームが大きくなる。
- でんこうせっか:ガードさせた場合の不利フレームが無くなる。ダメージが上がる。
強化状態に入る方法は
- ポケモンわざか掴み攻撃でフェイズを変える(10秒)
- 8XXの二段目を出す(5秒)
- 共鳴バーストを使う(共鳴状態の間は強化)
魅力
強化状態
強化フライングプレスはガードさせた場合の有利フレームが16Fあります。つまり、強化フライングプレスをガードさせてから、すぐに15Fの技を振ると強制的に連続でガードさせることができます。ここでちょっと遅らせて5Yや8Yを振るか、強化エレキネットで掴むかの択を仕掛ける事ができます。強化フライングプレス自体のリーチも長く、相手からするとガードしたくない技なので、強化状態に入って中距離でお見合いをするだけで、相手からすると非常に嫌な状況を作ることができます。
また、強化ほうでんも当てるとエレキネットがコンボで入るため、相手に移動速度ダウンのデバフをつけた状態でFPを開始でき、自身には攻撃力アップのバフが付いているという状況になります。
強化状態から有利な展開を作って、攻撃バフを使って一気に試合を決めることができるのは、マスクド・ピカチュウならではの魅力です。
フィールドフェイズ
弾に対しては、かげぶんしん→でんこうせっかで確定を取りやすく、弱い弾に対してはほうでんで強度勝ちを狙え、中距離では発生が速くてジャンプにも当たるフロントシュートがあり、密着ではどのホーミング格闘よりも発生の速いシュート攻撃があり、ブロック攻撃と掴み攻撃は最速で、ホーミング格闘の強度が高めで、空中からの差し込みに使いやすいジャンプ格闘があり、といった具合に使える手札が多いです。
特に中距離からのフロントシュートに対して直接リスクをつけるには、ブロックを置いておくしかないポケモンが多く、マスクド・ピカチュウのFPの強さの軸となっています。
フィールドフェイズを取れるということは、自分が共鳴しやすいだけでなく、相手の共鳴ゲージの回収を妨げるということでもあるので、ゲームの展開を有利に進めやすくなります。
ゲームメイク
速度デバフは差し合いを有利にするだけでなく、ゲームの時間の使い方の工夫にも使えます。例えば、自分の共鳴が溜まっていて、相手はFPとDPを取らないと共鳴が溜まりそうに無い場合は速度デバフの付いた相手に対してのんびりとFPを展開することで、そのラウンドでは自分だけ共鳴できます。
構えでサポートゲージが溜まるため、相手のバトルポケモンによっては、構えているだけで攻めさせることが出来る場合もあります。相手がそれでも待ってくる場合は、サポートを使って有利な状況を作って攻めましょう。
終わりに
今回は簡単にマスクド・ピカチュウの性能や魅力について語ってみました。スパーク、ワイルドボルトなどのブロック属性の攻撃が強かったり、エレキネットの範囲が大きく、ダメージもそこそこなので、じゃんけんキャラと思われがちですが、ジャンプや電磁回避を使った安全な立ち回りと併せて、デバフやサポートを駆使してゲーム全体の展開を作って勝ちへとつなげるような戦い方もできるため、ポッ拳というゲームを奥深く楽しむには最適なポケモンです。むしろ、三すくみに頼らない戦い方をしたいといった方にはおすすめのポケモンです。
今後も要望があればFPの細かい立ち回りや、それぞれの技のポイント、マスクド・ピカチュウ対策などについて書いていく予定ですので、引き続きよろしくおねがいします。
ウホでした。それでは。