こんにちは、ウホです。
フィールドフェイズ(FP)における最重要テクニックである「ホミ格ファジー」について解説していきます。
ホミ格ファジーを知っていたら単純な読み合いになるだけですが、知らなかったら二択をかけても絶対に勝てなくなるので、上を目指すには避けては通れないテクニックです。逆に言うと、このテクニックを知らない相手に対しては、ホミ格ファジーを使うことで常に優位を取れるはずです。
解説
実例
この動画を見て分かるように、最速掴みに対しては暴れていて、最速でのホーミング格闘に対してはガードが成功していることがわかります。しかも、暴れでシュート攻撃→はっけいというクリティカル時限定でつながるコンボを使うことで、大きな火力が出ていることにも注意してください。普通であれば、-8フレームからの暴れで使える技はホーミング格闘だけなので、通常では入らないコンボが入っていることになります。
私の入力履歴を見ると、フロントシュートがガードされた後に、素早くX→Rと入力していることがわかります。これがどういうことなのか見ていきましょう。
解説
上の画像は防御側と攻撃側のそれぞれのフレームにおける動作を表しています。ホーミング格闘と構え強攻撃は必ず掴み属性の攻撃に勝てることになっています。ですので、表における防御側の9Fから14Fの間は掴み属性の攻撃に勝てるようになっています。ホーミング格闘の発生前にガードでキャンセルするので、15F以降は通常攻撃に対してガードができます。
ポッ拳では、掴み攻撃が最速で発生するようになっていて、フィールドフェイズで掴み攻撃と同じ発生の打撃技が少ないので、一瞬だけホーミング格闘を入力してガードすることで両対応が可能になるのです。
練習してみよう
トレーニングモードで実際に練習してみましょう。操作するバトルポケモンは何でも良いですが、不利フレームの作り方やファジー成功後のコンボについて考えるのが面倒だったらルカリオでやりましょう。相手のバトルポケモンはルカリオやピカチュウといった、ホーミング格闘の発生が速すぎないポケモンが初めての練習には向いていると思います。
トレーニングモードの「レコーディング設定」を開き、「レコーディング開始設定」が「コマンド入力」になっていることを確認して、「レコーディング開始」を選択しましょう。
「入力待ち」の状態になったらXボタンを2秒くらい連打して「-」ボタンでレコーディングを終了します。これでホーミング格闘をレコーディングできました。
次に「レコーディング設定」から「レコーディングスロット」を「スロット2」に設定して、「レコーディング開始」を選択します。上のタイマーが「入力待ち」の間にYボタンを押しておき、「入力待ち」になってから追加でBボタンを押すことで最速の掴み攻撃をレコードすることができます。入力待ちに間に合わなかったら、ZLを押してやり直しましょう。
次に「基本設定」から「対戦相手設定」を「ガード」にして、「リアクション設定」を「コマンド再生」にすることで、ガードした後に先程レコードしたコマンドを再生してくれるようになります。掴みかホーミング格闘がランダムに出ることが重要ですので、「レコーディング設定」の「再生方法」を「ランダム再生」にすることを忘れないようにしてください。
これで、上の動画と同じ練習ができるはずです。
ポケモンによっては掴み攻撃の発生やホーミング格闘の発生が違ったり、-4Fからのファジーと-8Fからのファジーでは感覚が違ったりするので、相手のポケモンを変えて色々やってみましょう。場合によっては、横入れホーミング格闘でないと上手くファジーが出来ない場合もあります。
ファジー対策
二択を回避できるということで、最強のように思われるホミ格ファジーですが、もちろん攻略法も存在します。
遅らせ投げ
掴み攻撃の発生が打撃よりも速いことを利用しているテクニックですので、掴み攻撃をワンテンポ遅らせることで掴みを通す事ができます。投げをワンテンポ遅らせるのではなく、カイリキーの【じごくぐるま】やマスクド・ピカチュウの【エレキネット】など、もともと発生の速くない掴み攻撃を使うことでも対策できます。
掴み攻撃と同じ発生の打撃技
例えば、ブレードフォルムのギルガルドのフロントシュートは掴み攻撃と同じく11F発生の打撃技です。投げとフロントシュートの二択に対してホミ格ファジーで対策することはできません。同じことがジュカインのフロントシュートにも言えます。こちらはガードされたら確定で反撃をもらう技なので、ギルガルドに比べるとリスクが高いですが。
シャンデラの掴みとシュート攻撃についても同様のことが言えます。
終わりに
今回は上級者にとっては必須テクニックのホミ格ファジーについて解説しました。このテクニックについて詳しくない相手に対しては、フィールドフェイズで「不利を背負うけど強い技」をとりあえず撃って、不利フレームをホミ格ファジーでケアするという戦略を取れるようになります。
また、将来紹介する予定の「ホミキャン」というテクニックとも非常に密接に関わっているので、早い段階でマスターしておくことをおすすめしておきます。
ウホでした。