ポッ拳を始めたてで何からすればいいのかわからない!そんな方の為のポッ拳の基本的な攻略をお伝えしていきたいと思います。
最初に意識しておきたいこと
1.独自のシステムを覚えてゲームに慣れよう
三すくみを自在に出せるように
このゲームの勝負の肝となっている通常攻撃 ブロック攻撃 掴み攻撃の3すくみ
この3つの属性の技を自在に出せるようにさえなれば、他に難しい操作をしなくても駆け引きが成り立ってしまうゲームがポッ拳です。
全ポケモン共通で出せるブロック攻撃はX+Aボタン
掴み攻撃はY+Bボタンの同時押しで出すことが出来ます。
当たり前のようで慣れないうちは意外と咄嗟に押せなかったりする同時押し。
まずはブロック攻撃と掴み攻撃の位置をプレイしながら指に教え込みましょう。
また、ポケモンによってはYやX、Aボタンで出せる攻撃技の中にもブロック属性や掴み属性を持つ攻撃があります。
いきなり全ての出せる技を把握する必要はありませんが、出すと青や緑に光る技は特に優先して覚えるといいです。
フェイズチェンジに慣れる
このゲームの最も独自な要素にしてそれなりの人が最初は戸惑う要素
それがこのフェイズチェンジです。
フィールドフェイズ
ゲーム開始時のフェイズが、このフィールドフェイズです。
フィールドフェイズでは、3Dアクションのように前後左右自由に動くことが出来ます。
Yボタンで遠距離攻撃、Xボタンで相手に接近して攻撃する近接攻撃、Aボタンでポケモンの技が出ます。
取り合えず、まずはフロントシュート(上Y)とホーミング格闘(X)を駆使して戦ってみましょう。
Xでの攻撃が相手に当たったらそのままXを連打で連続攻撃が行えます。
Xでの連続攻撃の最終段や上Yの遠距離攻撃などを相手に当てるとデュエルフェイズに変化!
2D格闘のようなシステムのバトルに変わります。
詳しいホーミング格闘の使い方になどついてはこちらから
デュエルフェイズ
フィールドフェイズを終えると2D格闘のようなシステムのバトル、デュエルフェイズが始まります。
デュエルフェイズでは、Yボタンで弱攻撃、Xボタンで強攻撃、Aボタンでポケモンの技が出ます。
両フェイズともAボタンでポケモンの技を出すことが出来るのですが、ここで注意しておきたいのが、
フィールドフェイズでは上+Aで出せたポケモンの技は、デュエルフェイズでは相手のポケモンがいる横方向+Aで出すことになります。
相手のポケモンがいる方向を前として、相手が奥にいるフィールドフェイズでは上A、相手が横にいるデュエルフェイズでは横Aとなり、
デュエルフェイズでの上方向と下方向のポケモン技はフィールドフェイズでは出すことが出来ません。
例えば、デュエルフェイズでの構え(上)+Aで出せる『しんそく』はフィールドフェイズで出すことが出来ません。
はじめのうちは大体の人が混同するこの二つのフェイズ。
ここさえ慣れてしまえば、実はポッ拳はかなり簡単な対戦アクションゲーム。頑張りましょう。
共鳴ゲージはしっかり使う
このゲームにおいて勝負を大きく左右する共鳴バースト
共鳴バーストを上手く使えると、大きく不利な状況からでも一発逆転を狙うことが出来たり、
自分より強い人にも一矢報いることが出来たりします。
ゲージがMAXになっても気付かなかったり、勿体ないと感じて使わずにラウンドを落としてしまう方は、
ゲージはよく見て、最初のうちは最大まで溜まったら取り合えず使うことを意識しましょう。
共鳴バーストを使う癖をつけるという意味でも、サポートと応援スキルは迷ったら特殊型イーブイがオススメです。
1.技の三すくみを理解して、自在に出せるようにしよう
2.フェイズによって出せる技が変化する!惑わされないように
3.共鳴バーストは滅茶苦茶強力!出し惜しみせず溜まったらLR同時押し!
2.使いたいポケモンの戦い方と強みを知ろう
そのポケモンの特徴を知る
自分のポケモンを使いこなすためには、まずそのポケモンの戦い方や特徴を知ることから始まります。
ポッ拳ネットではそのポケモンごとのベテラントレーナーによる攻略記事が多数あります!是非ご活用ください!
また、この他にも過去にポッ拳コミュニティのトッププレイヤーの方々によって作られた、ポッ拳ビギナーズガイドや初中級者ガイドを参考にするのもオススメです。
この二つのガイドはポッ拳DX発売以前に作られた為一部の情報が古いものの、それでも初めて触るポケモンなら知っておきたい情報が多く載っているはずです。
使いやすい技をいくつか探そう
フィールドフェイズ、デュエルフェイズを合わせると一つのポケモンにつき非常に多くの技が搭載されています。
いきなりすべて使いこなそうとしても中々上手くいかない人がほとんど。
自分のポケモンの使いやすい技をいくつか探して、まずはそれを中心に立ち回ってみましょう。
使いやすい技の見つけ方
ポッ拳ネットのポケモン紹介記事やビギナーズガイドなどの他に、ポッ拳DXのゲーム内で見れるアクションリストを見るのもオススメです。
初心者にオススメの技がピックアップされており、技の長所や用途なども簡単に書かれています。
アクションリストは、プラクティスの中にあるフリートレーニングで見ることができます。
ブロックキャンセルが出来ればより強く立ち回れる!
ブロック攻撃が自在に出せるようになったら、ブロックキャンセルにも挑戦してみましょう。
X+A長押しでブロックを溜めつつ方向キーを入力。その後Rを押すと、ブロック中に動作をキャンセルし、入力した方向にステップします。
ブロックキャンセルが出来ると相手の遠距離に対抗できるようになる他、中距離での牽制が上手くいきやすくなったり、逆に奇襲を仕掛けやすくなったりと、やすくなったりとより柔軟に立ち回ることが出来るようになります。
慣れないうちは少し複雑な操作。
ブロック攻撃の出し方を指に教え込ませ、いつでも咄嗟にブロック攻撃を出せるようになってから挑戦するのをオススメします。
1.使いやすい技を何個か見付け、まずはその技を中心に立ち回ろう!
おすすめのアクションはプラクティスモードで確認出来る。
2.より強い立ち回りを覚えるならポッ拳ネット内のポケモン別記事もオススメ
3.ブロックキャンセルは強力!ゲームに慣れてきたら練習してみよう。
3.まずはゲームを楽しもう
これらのゲームシステムを理解できるようになった頃にはポッ拳の駆け引きが段々分かってくるはず。
ランクマッチでひたすら戦ってみたり、色々なポケモンを使って自分に合うポケモンを探したり、
戦いながら好きなポケモンのモーションをじっくり堪能したり、好きなようにポッ拳を楽しんでみてください。
対戦ゲームなので勝つこと、強くなることを目指すという人も多いかと思いますが、最初からいきなり勝てる人は中々いません。
このゲームの面白さを自分なりに見出すことが後々強くなるためにも重要だと自分は思っています。
ポッ拳で描かれるポケモンの魅力についての記事はこちらから
今以上に強くなるためには?
勿論対戦ゲームをやるからには、強くなって勝ちたいとほとんどの人が思っているはず。
ポッ拳に一通り慣れた後、どうすれば強くなれるのでしょうか。
コンボに挑戦していく。
折角相手に攻撃を当てたのに得られるリターンが少なければ、駆け引きを制してもうま味は少ないです。
コンボを練習し、実戦で使えるようにすることで、一度に与えられるダメージを増やし、自身の攻めを強化できます。
ポケモンごとのコンボについて詳しく書かれた攻略記事も随時更新中です。
<知っておきたいテンキー表記>
コンボなどを知るときに覚えておきたいのがテンキー表記です。
テンキー表記とは、そのまま技名を出すと表記が長くなってしまうのを避けるめにPCのテンキーに見立てて方向を数字に置き換えて表記する手法で、
このゲームでは基本的にデュエルフェイズでの操作表記で使用されます。
方向キーを入れる方向が、それぞれテンキーの数字に対応しており、コマンドはキャラが右向きの場合で表記されます。
ジャンプは【J】、ボタン長押しで出せるためYやためXは【CY】【CX】という表記が主流で、
またRで空中行動が出来るキャラの場合は、コマンド中にRが入ります。
慣れないうちは戸惑うかとも思いますが、非常によく使われる表記なので覚えておくと良いでしょう。
相手のポケモンを知り、対策を立てる。
このゲームではどのポケモンにも、簡単に出せる上に対策を知らないと対処が難しい強力な攻撃が数多く存在します。
勿論それは相手も同じなのでお互い対策を知らない同士の対戦であれば、自身の強力な技をぶっぱなすだけでも相手を翻弄させることもあります。
しかし、相手の強力な攻撃の弱点を知り、対策することが出来れば、今まで苦戦していた相手に驚くほど勝てるようになるはず。
実力が拮抗していた相手を出し抜き、明確な実力差をつけることが出来るでしょう。
例えばスイクンで、カイリキーのブロック攻撃の対処に苦戦していたとします。
スイクンは掴みの速度も遅く、カイリキーのブロックを見てから掴むのは難しいです。
しかし、実はカイリキーのブロック攻撃は伏せることでかわすことができ、
伏せながら攻撃をすればカイリキーのブロックには当たりません。
このように相手の攻撃の弱点を知ることで、知らずに戦っていた時と比べて劇的に、有利に立ち回ることが出来ます。
当然自身の対策を相手が乗り越えてくることもあります。
カイリキーはスイクンの下Xをブロックステップで受け流すことでブロック攻撃を空振りせず掴みを通すことが出来ます。
これを知っているカイリキーを相手する場合、ただ下Xを振っているだけでは負けてしまうので、よりレベルの高い駆け引きと対策が求められます。
RPGの敵キャラの如く、目の前の敵を倒すためのスキルを揃えて挑み、倒せるようになったらより強い敵に挑んでいく…
お互いの対策のいたちごっこを続けていくことで徐々に知識と経験が増え、段々と強くなっていく実感が得られるようになるはず。
多くの知識を求められる『キャラ対策』ですが、最初からいきなり多くの事を覚える必要はありません。
まずは実力の近い相手の攻撃を対策することから始めてみてはどうでしょうか。
有利な状況、危険な状況を知る。
1回のじゃんけんのリスクを減らしたり、得られるリターンを大きくすることが出来れば、3すくみのじゃんけんを有利に進めることが出来ます。
有利な状況を維持することを意識し、三すくみの駆け引きを行う為に重要となってくるものとして、今回は”起き攻め”と”画面端”の攻防を紹介します。
起き攻めについての詳しい記事はこちらから
フレーム・確反とは?
フレームというのは、ざっくりいうとこのゲームの素早さの概念。
お互いの技の出の早さや後隙、ガードをした後どちらが先に動けるのかといったことをこの『フレーム』を用いて表すことが出来ます。
このゲームでは、攻撃を相手に当てられれば相手を怯ませ一方的に攻撃が出来ます。つまり、相手より先に攻撃を当てることが非常に重要です。
攻撃をガードした後、実はお互い同時に動き出せるという訳ではありません。
ガードをしたときの反動による硬直時間と、ガードされた攻撃モーションが終わるまでの硬直時間には差があり、基本的には攻撃をガードした方が先に行動することが多いです。
先に行動できるという事は、相手より先に攻撃を当てやすくなるということ。
このように、ガードを利用した駆け引き…ガードを駆使して行動順で有利を取り先に攻撃を当てるには、フレームの知識が必要になってくるという訳です。
ポッ拳の場合、通常攻撃に勝つ手段はガードだけでなく、フレーム面の知識が0でも最低限の駆け引きは成立するブロック攻撃も存在しています。
その為ポッ拳を始めてすぐにこの概念を覚えなければならないという訳ではありません。
とはいえこのフレームという概念を知ることで、ガードやブロック攻撃をより使いこなせるようになるのもまた事実。
ポッ拳でより強くなりたい。基本となる3すくみの駆け引き及びにポッ拳の駆け引きをより深く楽しみたいという方には、是非覚えてもらいたい概念です。
また、技によっては攻撃がガードされた後の硬直差が相手の攻撃発生よりも大きい場合があります。
攻撃をガードされた後の硬直が長すぎる場合、硬直中に避けられない反撃を貰ってしまうことがあります。
これが確定反撃です。
ガードに成功するだけでそのまま反撃が確定する大きなリスクを持つ技は、
例えば発生が速い上にリターンが大きかったり、リーチが長くて使い勝手が良かったり、ガードされて反撃を貰いさえしなければ強い技が多い傾向にあります。
確定反撃になる技を覚えることはダメージソースの確保だけでなく、強力な技に対する対策としても有効です。
ポッ拳は、ある意味初心者も上級者も楽しめるカードゲームのようなゲームです。
駆け引きを楽しむ為の最低限のカードがすぐに手に入り、対戦の敷居自体は低いゲームですが、
知識と経験を積むことで自分の使える手札が段々と増えていく楽しさがあり、お互いの手札が増えるたびに、行われる駆け引きや立ち回りの奥深さが増していき、対戦がより面白く感じられるはずです。