はじめに
みなさん、こんにちは。クロスいがらしです。
今回は私が自宅で開いている宅オフ、通称“ポッ拳クロス宅”についてお届けしていきます。
宅オフというとみなさんはどんなイメージがありますか?
仲の良い人同士、強い人同士だけが集まってそう。もしかするとそんなふうに思っている方も多いかもしれませんね。
私の宅オフでは基本的に実力による参加制限はなく、参加する方も偏りがないよう参加希望者が定員をオーバーする場合は、前回参加した方からお断りするようにしています。
イメージとしては、多くの人が一度は経験したことがあるであろう家に集まってゲームするものと同じですね。
しかし、私の宅オフはただ集まってゲームするだけにあらず!
参加者の方が少しでもポッ拳で熱くなり、より多くの人との対戦が楽しめたり、本人が望むレベルで戦えるよう真剣にアドバイスを送っています。
この記事ではそんなポッ拳クロス宅において、直近の参加者へ送ったアドバイスを紹介していきます。
どれか自分にも当てはまるアドバイスがないかどうか考えながら読んでみてくださいね。
出来ることから一つずつ
今回の参加者の中には、別タイトルをメインに活動してきた方が2人いました。そういう方にとってはコントローラーの違い一つとっても難しさを感じる要素が多いかもしれません。
それでも最初はボタン連打の入れ込み操作でも、徐々に難しいコンボやテクニックを習得していくのはさすがゲーマーといったところ。しかし、彼ら2人はまだポッ拳をメインにしてきた他2人には力及ばず負けてしまうことが多くありました。
そんな彼らに伝えたことは“一つずつ出来ることを増やす”ということ。具体的には起き攻めのバリエーションを増やすことだったり、入れ込み操作をしないことですが、これらの課題を明確にするにあたって必要なのは“出来ることを明確にすること”です。
↑カメックスの構え弱攻撃や、エンペルトのホーミング格闘など、ワンボタンで多段攻撃になる技は抑えておかないと派生が入れ込みになってしまうことが多い。
始めのうちは出来ないことが当たり前。分からないことが当たり前です。出来ることより、出来ないことを挙げる方が数が多いでしょう。もっと言うと“分からないことが分からない”状態であることがほとんどです。
こういった場合出来ることを明確にしておくことで、アドバイスをくれた人に「それは分かります」と言えるようになります。自分の理解度を説明できると相手に何を説明させたらよいかを知ってもらうことに繋がるので、まずは出来ることを整理しておきましょう。分かりやすい説明をしてもらえる可能性がグッと高まりますよ。
キャラクターの相性差は経験で埋められる
ポッ拳メインでプレイしている2人に送ったアドバイスはズバリこれ!
“同じポケモン1体でいろんな相手と戦うこと”
“苦手な相手との対戦経験を増やすこと”
これらの意味するところは、対応力を高めることにあります。ポッ拳のプレイアブルキャラクターは23体おり、それらを満遍なく対応していくことはとても難しいんですよね。
↑これだけいるポケモンを全て対策しようすると高いプレイングスキルが求められる。
しかし、その難しいことへの飽くなき挑戦こそが対戦ゲームの醍醐味です。対策対策と根を詰めずとも楽しめるのがポッ拳の良さではありますが、よりハイレベルなプレイをしたいのであれば挑戦していく姿勢は欠かせません。
実際に2人と話をしてみると“同じプレイヤーとばかり戦っていたり、それに飽きると別ポケモンを選んで遊んでいる”ケースや“本人が苦手意識のあるポケモンに対し、ポケモン同士の相性で不利であると強く意識してしまっている”ことが感じられました。
また、対策を強いられることで感じる“めんどくささ”を不利と同義で捉えていた点も印象的です。これは言葉の解釈にはなりますが“不利”ではなく“めんどくさい”と感じるケースの多くは、プレイヤーの経験不足によるところが大きいです。
過去、私にとってはシャンデラとの戦いがめんどくささを感じる良い例でした。しかし対策が進んだ今はシャンデラとの対戦をとても楽しめています。
対戦ゲームには当然キャラクター同士の相性というものがありますが、それらを過剰に意識してしまうことはプレイングの乱れに繋がります。
ポケモンの弱点はプレイヤーが埋める。そんな精神で日頃から多くのプレイヤーと対戦し苦手意識を克服していくことは、あなたという人間をより強くするでしょう。
たかがゲーム。されどゲーム。遊びの中で培った精神は将来に渡ってもあなたの財産になるかもしれませんね。
ゴールがあると人は頑張れる
ポッ拳クロス宅では、最後に参加者全員による総当たり戦を行うようにしています。
どのくらいのレベルのプレイヤーであれ、ゲームをする方のほとんどは負けたら悔しいと感じますよね。人によってはその感情は強烈なものかもしれません。
しかし残念なことに、ほとんどの場合において人は1日寝ると、場合によっては数時間もすればその感情は冷めてしまいます。心の在り方としては正常なのですが、冷めた頃にまた同じ悔しさを味わうようであれば一つ工夫して対策しましょう。
そこでオススメしたいのが“自分に適した期間を設けて熱を注ぐこと”です。
宅オフの最後に総当たり戦を行うのもこれが理由で、参加者にその日の目標を明確にしてもらうために行なっています。私は先月公式大会オセアニア予選に参戦していますが、その時も1ヶ月先を見据えてチームバトルの練習に取り組みました。
これがいつ来るかも分からない大会のルールであれば、私はいつまでもベーシックバトルだけをしていたことでしょう。何故なら私はルカリオ以外のポケモンを一度も大会に出したことはなかったからです。
嬉しかったことでも悔しかったことでも、モチベーションとなる感情が冷めるのは当たり前です。“鉄は熱いうちに打て”の精神で、気持ちの熱いうちに期間を区切って練習してみましょう。もちろん、冷めた後はまた熱していくのはお忘れなく!
おわりに
いかがだったでしょうか。
私は元々宅オフという文化を他タイトルで体験しており、いつか自分が開きみんなと一緒に切磋琢磨したいなと思っていたことがきっかけで開きました。
直接会ってバトルし意見を交わすことは、オンラインでの対戦やツイッター上でのアドバイス以上に得るものが多いです。
最近では対戦会もありますので、大人数のほうが友達と一緒に参加しやすいなどと感じる方はそちらを活かすのもいいですよ。
現在、ポッ拳カジュアル対戦交流会“だいクラ”がエントリーを開始していますので、興味がある方はこちらのリンクよりチェックしてみてくださいね。
みなさんの参加お待ちしております!