はじめに
今回は2018年8月24日~26日にアメリカで行われた「ポケモンワールドチャンピオンシップ2018 ポッ拳部門」で準優勝したたるたろ選手へのインタビューを記事にしました。
世界の舞台でも活躍した日本最強ゲンガーに相応しいたるたろ選手。
彼へのインタビューをお楽しみください。
たるたろ選手とは?
WiiUの家庭版では最高のランクであるS1、アーケード版でも同じくS1。
2018年の戦績だけでも
ニコニコ超会議2018 『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』 ニコニコ超選手権2018 優勝。
ポッ拳 カントートーナメント4 優勝。
ポッ拳 カントートーナメント3 準優勝。
PJCS ポッ拳部門 準優勝。
と、多くの大会で結果を残しているトッププレイヤーです。
沖縄勢で、大型大会の際は遠征して来るほどの熱意を持っています。
たるたろ選手インタビュー
・WCSに向けての意気込みはどんなものでしたか?
○日本を代表して世界で戦うので、最低でも壇上には立ちたかったです。
・どんな練習をしていましたか?
○特別な練習はせず、ランクマを主にやっていました。
・トレモはどれ程やっていましたか?またランクマの利点などあれば教えて下さい。
○トレモはどうしても知りたい事が合った時にやってました。ランクマは幅広いキャラと戦えるのが利点ですね。
・意識している選手は居ましたか?
○PJCSで負けたこともあり、ハルユキ選手は常に意識していました。
・WCS会場の雰囲気はどのような感じでしたか?
○会場全体からポケモン愛が伝わってきました。また壇上での試合ではヘッドフォンをつけていても聞こえるぐらい歓声がすごく、プレイヤーにとって最高の雰囲気でした。
・普段から動じないイメージがありますが緊張はしていませんでしたか?
○一回戦のアクシデント以外ではそれ程緊張しませんでした。
・一回戦~決勝までの心境を教えてください。
○一回戦はアクシデント(キーコンフィグでLボタンがポケモンわざに設定されていた) で動揺してしまい、散々な内容で負けてしまいました。 しかしこれで気持ちが吹っ切れて壇上に上がれたのは良かったです。
・思い出に残っている試合などあれば教えて下さい。
○すべての試合が思い出に残っています。
・決勝のカードについてはどう思っていましたか?
○対ジュカインはゲンガー側が不利なので、正直やりたくなかったですね。しかしアメリカではゲンガー使いが少なく、対策不足なのは分かっていたので勝機はあるなと思ってました。
・一度は掴みかけた優勝からの準優勝、足りなかった点などあれば教えて下さい。
○咄嗟の判断ミスがいくつかあったのが悔やまれますね。
・全体を通しての思い出等があれば教えて下さい。
○試合以外の思い出だと、アメリカの食事は味が濃く量も多いので満足でした。去年の開催地は観光地では無かったので、今年は観光もしたいですね。
・たるたろさんの強みは?
○僕が心がけていることはリスクを最小限にすることです。ゲンガーは低体力、低火力なのでまともにジャンケンをしては勝ち目がありません。そこで、「透かし」を上手く使って相手の攻撃をかわしながらスキを見て差し込むことが大事です。その「透かし」の精度が僕の強みなのかもしれません。
・今年のポッ拳の意気込みを教えて下さい。
○去年の忘れ物を取りに行きます。
・ファンの方やプレイヤーに向けて一言お願いします。
○他人の金でアメリカに行けて試合に勝てば賞金が貰える!最高ですね! 皆さんもWCS目指して頑張りましょう!
おわりに
WCSがいかに特別な場所かが良く分かるインタビューでした。
昨年は惜しくも準優勝でしたが、彼の華麗なプレイングは見ていた方々の心に強く印象に残ったはずです。
今年のWCS参戦にも意欲を示しているようで、また彼の活躍が世界で見られると思うと今から楽しみでなりません。
最後になりますが、インタビューに応じて頂いたたるたろ選手ありがとうございました。
今後の活躍を楽しみにしています。