はじめに
今回からは、ジュカインの持つ技についての解説をしていこうと思います。手始めに、様々な用途で用いるジュカインの主力技リーフストーム(以下、リフスト)について解説します。
原作の性能
威力130(5世代までは威力140)、命中90のくさタイプの特殊技。相手に向けて尖った葉っぱの嵐を放つ技です。使うと反動でとくこうが2段階下がるデメリットがあるものの、その圧倒的な威力からジュカインを初めとする多くのくさタイプのポケモンが主力技として使用しています。命中が100じゃないので重要な場面でよく外れる
実はジュカインはこうげきよりとくこうの方が高いステータスとなっているので、物理技であるリフブレよりもこのリフストを使った方が大きなダメージを与えられたりします。。。
ポッ拳のリフスト
そんなリフストですが、ポッ拳においてもジュカインの技として採用されています。デュエルフェイズ(以下、DP)限定のポケモンわざで、十字キーの↑ボタンとAボタン(8A)を押すことで発動します。まずはモーションを見てみましょう。
前述の通り原作では葉っぱの嵐を放って攻撃する技なのですが、こちらでは葉っぱの嵐に乗って空中にいる相手を捕らえ、勢いよく地面に叩きつける技に大幅アレンジされています。物理技では?
ポッ拳のリフストは空中にいる相手にのみヒットするつかみ攻撃となっています。ヒットすればダメージは160超と、基本的に火力が抑えめのジュカインの技の中では抜きんでた威力。一方で、原作のとくこうが下がるデメリットを反映して使用すると7秒間の攻撃力ダウンのバッドステータスがつくことの他、地上にいる相手には当たらない、相手が空中にいる場合でもつかみ属性であるため通常攻撃属性になっている相手には当たらない、といった欠点もあり、使い所を選ぶ必要があります。
こんなときに使おう
飛び読み
まず、相手がジャンプで逃れようとした所にリフストを刺す、という使い方。
DPの設置技、やどりぎのタネが地面にあるときは相手が飛びたくなる可能性が高いので、リフストチャンス。
ギガドレインは遠距離の相手にもヒットするつかみ攻撃ですが、通常攻撃やジャンプで回避されてしまいます。それを逆手に取り、ギガドレインを出すと見せかけて攻撃をキャンセルし、釣られてジャンプした相手をリフストでキャッチする、という荒業も可能です。
飛び読みリフストが決まるととても気持ちがいいのでついやりたくなってしまいがちですが、読みが外れて相手がガードを固めていた場合は意味のない行動となってしまい、つかみ攻撃などでスカ確を取られてしまうので注意。しかもとても恥ずかしい
対空
リフストは1F目から中上段無敵がついており、頭上からの攻撃に対する強い耐性を持っています。これを活かし、空中から技を繰り出してくる相手に対しリフストで切り返すという芸当が可能です。主にターゲットになる技は、空中から突進してくる技です。
空中から突進してくるポケモンわざを多く持つバシャーモが相手の場合で考えてみます。まずは強化ブレイズキック。強化ブレイズキックは空中から突進しながら3段蹴りを繰り出してくる強力な技ですが、こんな風にリフストで打ち勝つことが可能です。1段目をガードした場合も、1段目と2段目の間の連ガ(=連続でガードさせられる時間)でない部分でリフストを繰り出すことで、2段目を頭上無敵で回避してヒットさせることが可能です。
同じくバシャーモのブレイズキックから派生で出せる(強化)フレアドライブ。アーマー状態になりながらブロック貫通の突進を繰り出す恐ろしい技ですが、リフストの前では無力。
最後に(強化)ブレイブバード。派手なエフェクトで高速突進、しかもガードさせてフレーム有利が取れるすごい突進技ですが、やはりリフストで切り返すことができます。
ちなみにこれらのポケモンわざは本来通常攻撃属性でつかみ攻撃に対し耐性があるはずですが、実は技の出だしにしかつかみ耐性がないのでこのようにリフストがヒットしてしまいます。ポッ拳の基本であるはずの三すくみすら超越するジュカインはやはり神であると結論付けることができますね。
※空中強攻撃など、空中から下方向に急速に降りてくる技はつかみ耐性が強く、リフストを出すと負けてしまいます。こちらには構え弱攻撃(8Y)で対空しましょう。
リザードンのほのおのパンチ、マスクド・ピカチュウのスパーク、サーナイトの空中ブロック攻撃といった空中から繰り出されるブロック攻撃に対してもリフストが有効となります。クリティカルヒットのエフェクトと音が気持ちいい。ダメージもやばい。
コンボの〆に
リフストはコンボパーツとしてもよく使います。
補正の緩い始動からのリフストコンボは強力。
また、リフストは最低ダメージが18という特徴があります。相手を空中に浮かせ、かつ体力が18以下ならリフストで確実に倒すことが可能です。
リフストにはヒット時に共鳴ゲージを上昇させる効果があります。共鳴ゲージを迅速に溜めたい場合は積極的に相手を浮かせてリフストしていきましょう。
リフストを使えばある程度コンボを妥協することも可能です。ジュカインのコンボを覚えきれていない、という方は慣れるまでリフストで妥協するのもアリ。
おわりに
今回はリーフストームについての紹介でした。やはりリーフストームは演出もかっこよく性能も高いので実戦で決まるととても気持ちいいです。この記事を見て少しでもジュカインに興味を持っていただけたなら幸いです。見辛い文章ではありましたがここまでご覧いただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。
質問箱作りました。ジュカインや、記事内容について疑問点等がございましたらお気軽にご質問ください。
https://peing.net/ja/sceptile_shinja?event=0
追記
ようつべに補足動画あげました。よかったらこちらもご覧ください。