はじめに
前回から引き続きジュカインの技紹介記事です。今回はフィールドフェイズ(以下、FP)で使える技についてざっくり紹介。
テンキー表記を使用します。分からない方はこちらを参照してください。
シュート攻撃
通常シュート
5Y。葉っぱの手裏剣状の弾を飛ばして攻撃。前方に進んだ後左右に逸れるという独特の軌道で飛んでいくため近~中距離の相手に有効。ただし弾強度は低く相手の弾と干渉すると大抵撃ち負けるのが難点。
ステップ、ポケモンわざ、フロントシュート、BAに派生でき、弾を放ち相手を牽制しながら距離を詰めたり、設置技に繋げることが可能。
ボタン長押しで設置技に変化。気軽に設置できる分設置物にヒットしても多少相手が怯む程度で、性能は控えめ。
サイドシュート
4、6Y。草の塊を設置する。設置物は約3秒後に生育し、広範囲に毒物を散布し、約7秒間防御力ダウンのデバフを付与する。毒物には弾消し判定があり、ほとんどの弾をかき消せる。
やはり設置物は弾強度が低く、相手の弾で消されやすいのが難点。
強力な連携も可能。
共鳴時は設置する個数が2つに増え、生育までの時間が約2秒に短縮される。
ガンガン撒いて相手の逃げ場を狭めてゆこう。
フロントシュート
8Y。前方へエネルギー刃を放ち、フェイズチェンジさせる。発生が早く、密着では確定反撃としても使える。つかみ攻撃への反撃(暴れ)も可能。
ジュカインの技で唯一、弾強度が高い飛び道具なので、相手の飛び道具との撃ち合いに強い。上方向に攻撃範囲が広く、ジャンプ中の相手にも当たる。また、強判定なので共鳴中の相手にも有効。
後隙が大きく密着でガードされると反撃確定。また横方向への攻撃範囲は狭いのでほぼ正面の相手にしか当たらないのも厳しい点。
バックシュート
2Y。周囲に蔦を展開し、4秒後に生育することで共鳴ゲージが微上昇し体力を回復できる。さらに、自身についているデバフの付与時間を短縮する。
生育後の効果は強力だが、見た目に対し相手の攻撃に対してほぼ無防備なので4秒も維持するのが困難。どうしても生育を狙うなら、他設置物との連携が前提か。
ステップやジャンプでキャンセル可能。
この技最大の特徴は、FPでしゃがみ状態になれること。ハッサムやカイリキーのブロック攻撃、ミュウツーのはかいこうせんといった上段攻撃を回避し、そのまま反撃に繋げることが可能。また、つかみ攻撃への反撃技にもなる。
ジャンプシュート
JY。葉っぱの竜巻を設置する。設置物は4秒後に生育し、相手を自動追尾して攻撃。
設置物自体にダメージはあるもののヒットしても怯まないため攻撃力は皆無。しかし生育後の攻撃範囲は絶大で、相手が葉っぱにヒットすればそのままフロントシュートやホーミング格闘などでフェイズチェンジを奪える。ヒットしなくても基本的にはガードを強要させられるので他の設置技を使ったり、距離を詰めたりするチャンス。ホーミング格闘(溜め)との組み合わせることで、ガードクラッシュ連携も可能。このように生育後のリターンが極めて大きく、FPで優先的に使いたい技。
強力な攻撃力を持つ反面、生育までに消されてしまいやすいのが難点。まず弾強度が低く相手の弾に接触すると簡単に消されてしまう。さらにジュカイン本体が相手の攻撃を受ける、攻撃をガードすると消滅する仕様なので、生育するまでにいかに相手の攻撃をいなせるかが重要。
ポケモンわざ
タネマシンガン(準備動作)
5A。Bボタンのジャンプとは異なる、専用のジャンプ技。ジャンプ中に続けてAボタンを押すことでタネマシンガンに移行。それ以外にもジャンプシュート、ジャンプ格闘、ぶら下がり状態(ジャンプ中にR)に移行可能。
通常ジャンプと比較すると、着地硬直は短く、滞空時間は長いため、ジャンプ中の軌道を細かく操作できる。FPは通常ジャンプの着地硬直が大きいので、単体でも小回りの利くジャンプとして運用可能。
タネマシンガン
5AA。上空から種を発射して攻撃。種は約2秒後に生育して蔦を生やす。デュエルフェイズ版との違いとして、種が正面左右に打ち分けでき、生育までの時間も短いが、フィールドフェイズの仕様上ガード固め性能は劣る。
蔦はヒット後相手を上方向に打ち上げるので、そのままフロントシュートでフェイズチェンジを奪える。また、種、蔦共にガードされても削りダメージが発生するため、固め性能が強力。ガード耐久値削りも優秀。空中から撒くので相手の弾を回避しつつ攻撃できる。共鳴中は生育までの時間が1秒半ほどにまで短縮。連続で撒くだけで相手は下手な行動ができなくなり、さらに強力な固め手段に。
前述の通り、種は打つ方向からその軌道まで細かく操作可能。逆に細かく操作できすぎるので慣れない内は明後日の方向に種を撒いてしまう危険があるので要練習。また着地硬直が大きいので密着で出してしまうと相手の技を確定で貰ってしまうので注意。
リーフブレード
8A。ジュカインの代名詞とも言える、尖った葉っぱで相手を切り裂き、フェイズチェンジを発生させる技。長大なリーチを誇るブロック攻撃。発生も速めで、中距離における強力な攻撃手段となる。先端ヒットで100ダメージ+ダウンを奪える(相手がダウンした状態でDPを始めることが可能)。先端ヒットでなくてもクリティカルヒット時でもダウンを奪える。
弾消し効果があり、フロントシュートと並び、相手の飛び道具への解答となる技。こちらは横方向の範囲に優れるが、あちらとは逆に上方向には当たらないので、上手く使い分けよう。こちらも強攻撃なので共鳴中の相手にも有効。
後隙が非常に大きく、密着でガードされると反撃確定。つかみ攻撃でクリティカル反撃を貰ってしまう。中距離でも安心できず、ルカリオのボーンラッシュなど中距離から確反できるキャラもいるので注意。
ブロック時間が短いのも難点。多段ヒットする攻撃に対してリフブレで切り返そうとするとブロックしきれずにダメージを受けることがあるのでタイミングが重要。
りゅうのいぶき
8AA。竜の息吹きで巨大な渦を発生させ、フェイズチェンジさせる。共鳴時のみリフブレから派生可能で、リフブレの弱点であった確反と上方向への攻撃範囲を補いつつ、更なるダメージが期待できる。リフブレからは連ガになっているため、ガードされても大きな削りダメージが期待できる。相手のガード耐久値もゴリゴリ削れ、この技でガードクラッシュさせることも可能。広範囲攻撃によるガード破壊は非常に強力で、タネマシンガンなどでガード耐久値を削った際などに狙える。
みきり
2A。相手の通常攻撃をいなし、毒物で反撃する当身技。一定時間ブロック状態となり、ブロック成功時にぶら下がり状態に移行し、7秒間相手に防御力ダウンのデバフを付与する毒物を投下する。相手が毒物をガードしたり、ブロックしたりしてもデバフ付与が発生する。ブロック非成立時でも、コマンド長押しでぶら下がり状態に移行可能(この場合、毒物投下はしない)。毒物は強判定かつ弾消しあり。
壁を背負っている時カウンターとして使い位置を入れ替えたり、相手の弾に対して使い、ジャンプ動作で距離を詰めたり設置を撒いたりなどが可能。
ジャンプに移行する関係上、一部の対空攻撃で飛び狩りがあることに注意。
やどりぎのタネ
JA。空中から2つの種を設置。種は2秒ほどで生育し、植物状の設置物を形成する。種、設置物共にヒット時に相手から体力を微吸収する効果がある。
種自体にもダメージはあるが、ヒットしても怯まず、攻撃判定は皆無。しかし設置物はフィールドに5秒ほど残り続け、相手の接近を長時間妨害することができる。その間に他の設置物を撒いたり、安全圏からリフブレを差し込んだりなどが可能。生育後の植物は強判定で共鳴している相手も寄せ付けない。他設置技と違い弾強度があるので弾でもやや消えにくいのも利点。
設置時の着地硬直が大きいので密着では使わないように。
前後にジャンプしながら撒くことで種と種の間隔を調節することが可能。間隔を狭めれば強固な壁として、間隔を空ければ相手の移動範囲を制限できる。
共鳴時は設置する個数が4つに増え、相手の動きをさらに大きく制限できる。
通常アクション
ホーミング格闘
5X。3段構成の格闘攻撃。持前のすばやさを活かし、移動速度に優れるのが特徴。遠、中距離からでも各設置攻撃のヒットを逃さずに拾い、フェイズチェンジまでもっていける。3段目を溜めることでブロック貫通、ガードクラッシュを付与できる。
横入力で大きく回り込みながら相手に接近。これにより一部の弾の誘導を切りながら接近、攻撃可能。
3段攻撃であるにも関わらず連ガの部分が一切なく、ブロック等で割り込まれやすいという重大な欠点が存在している。他ポケモンと同じ感覚でぶっぱすると大変危険なので注意が必要。前述のジャンプシュート(生育)との連携でなら安心して繰り出せる。
ジャンプ格闘
JX。空中から相手を一刀両断する。
空中で一瞬消え、無敵になってから攻撃する。タイミングよく使えばこのように相手の攻撃をすかしつつ攻撃可能。
ヒットするとダウンを奪える。多段ヒットするので、噛み合い方次第では相手のブロックを突破できるのも強み。
動作中にRボタンを押すと攻撃をキャンセルしぶら下がり状態に移行できる…のだがキャンセルできるタイミングがかなりシビア。(空中で消えているタイミングだけ)
通常ブロック攻撃
相手の攻撃を受け流しながら、回し蹴りで攻撃。
発生が速く、上方向の攻撃範囲も広い、とかなり優秀なブロック攻撃。上空から攻撃してくるリザードンのホミ格も潰せる。2段ヒットするのでブロック同士の噛み合いにもちょっと強い。頼りになる優秀な近距離技。
通常つかみ攻撃
相手をつかんだ後、空中からあびせげりを食らわせる。
基礎ダメージ量は80とそこそこな部類だがリーチが長めで少し離れた相手にもヒットするのが特徴。最速発生なので確反でも問題なく使える。また、攻撃成立後距離が離れた状態でDPがスタートする。
共鳴時は背中の種を使った追加攻撃を行い、基礎ダメージ量が120にまでアップ。
特殊アクション
ジャンプ中にRを押すことで専用アクション、ぶら下がり状態に移行可能。一定時間(約3秒ほど)空中に留まり、着地のタイミングをずらせる。ただし着地時に大きな着地硬直が発生するので闇雲に使っても隙を増やすだけなので注意。FPではダメージの大きい対空技が限られてくるので、体力有利かつタイムアップ寸前時に使うことで相手からの攻撃を受け辛くし、タイムアップ勝利を狙いやすくする使い方が有効。下々の者を見下ろすジュカインがとても神々しい。
おわりに
ざっくりながらFPの技紹介編でした。拙い文章でしたがここまでお読みいただき感謝です!また次回の記事でお会いしましょう!
↓質問箱です。質問、苦情等お待ちしてます。