ポッ拳の楽しみ方はガチ対戦だけではありません。バトルポケモンやフィールドをじっくり眺めているだけでもポケモンファンなら楽しめること間違いなしなのですが、先日のアップデートでこの要素がより楽しみやすくなりました!
例えばこの景山将太氏作曲のBGMで有名なテルルタウン(秋)
通常のテルルタウンでは背景にホウオウが出現しますが、秋のテルルタウンでは代わりに別の伝説のポケモンが出現します。
それがこのシーン
……
……見えなくない?
ポッ拳のステージには様々なポケモンやトレーナーが配置されており、それらを眺めているだけでもニヤリと出来る小ネタが沢山隠されているのですが、
バトルに集中している対戦中はともかく、トーニングモードでじっくりステージを鑑賞している時ですら見付けづらいネタなんてものまであります。
ステージを自由に見回せる機能もないので全ての小ネタを回収するだけでも一苦労。
そんなポッ拳DXでしたが、switch本体のアップデートで追加されたズーム機能を使うことで、
あまりに細かすぎて視認しずらかったステージの小ネタが今までより格段に回収しやすくなりました。
これは最早実質ポッ拳アプデといっても過言ではない。
さっきの場所も…
ズームで拡大してみるとアグノム、ユクシー、エムリットが確認できます。
特にフィールドフェイズで視界を変えながらでも奥のポケモンが比較的見やすくなったのは非常に大きいですね。
(デュエルフェイズではフィールドフェイズに比べいくらかステージのポケモンが見やすいが、視点が固定されてしまい全貌を把握しずらい)
ズームのやり方はswitch本体をver.8.0.0に更新し、本体設定で「画面のズーム」をONにし、あとはズームを使いたい時にホームボタンを素早く2回押すだけ。
テルルタウンは育て屋があることでも有名なステージですが、ズーム機能を使えばこのようにじっくりと背景のポケモンたちを観察できます。
自分は育て屋のアーチの上にオニスズメがいるのに今回初めて気付きました。
こうして見てみると、ポケモンだけでなく原作にも登場するNPCも発見することが出来るんですよね。
例えばホウエン地方に登場する”にんじゃごっこ”や、
ゴローンを連れた”やまおとこ”など
テルルタウンは通常と秋との比較などステージ鑑賞をより楽しみやすいステージだと思いますが、ズーム機能のお陰で本当に小ネタ回収が凝りますね…ある意味現状この機能を一番活用出来るソフトなんじゃないだろうか…
ただ欲を言えばステージの全景やバトルポケモンを手軽に多角度から見れるようなモードをポッ拳DXのアプデで追加してほしいです。
折角なのでもう一ステージ小ネタを紹介。
ポッ拳DXで追加されたサリアビーチです。
ここもズームを使って細かく見ていくと…
コイキングを釣っている釣り人やナマコブシと砂遊び中の少女、何故かバケツの中に入ってるマナフィが
アローラ地方のやまおとことエンニュート、かんこうきゃくっぽい服装のゴルファーなどサンムーンのネタが満載
個人的に好きなのはパラソルの下で休んでいるヌメルゴンとヌメラ。ヌメラの体液って日焼け止めの効果でもあるんですかね?
こうして見ていくと、対戦に全く関係のない背景といえど思いの外情報量が多くてびっくりします。
海にはポニ島を彷彿とさせるポケモン型の船があったり、波乗りピカチュウやどことなくアニポケを彷彿とさせるキテルグマも
サリアビーチはアローラ地方のポケモンが多数登場しているのが最大の特徴ですが、ポッ拳の舞台はあくまでフェルム地方
「アローラのすがた」のポケモンは一切登場せず、普通のナッシーとタマタマがアローラナッシーのオブジェを眺めていたり、
普通のガラガラがファイヤーダンスを踊っていたり、あくまでアローラ風のエリアということらしいです。
他のステージにもポケモンファンならニヤリと出来る小ネタが多く散りばめられています。
これを機にたまにはステージの内容をじっくり調べてみてはどうでしょうか?
でもやっぱりステージの全景やバトルポケモンを手軽に多角度から見れるようにして欲しいので今後のポッ拳DXのアップデート、或いは新作に期待ですね。