はじめに
技紹介編、最終回です。最後に紹介するのはジュカインのバーストアタック(BA)、夢想・樹海新生です。
演出
まずはモーションを見てましょう。
ジュカインが高速で突進しながら斬撃を繰り出し、相手を植物で覆いつくす技。
演出の美しさが際立ちますね。使い手のジュカインが最も美しい存在なのでそのBAが美しくないはずがありませんよね。特に画面全体が閃光に包まれるこの瞬間は、感動すら覚えます。(ちなみにこの閃光に包まれる演出からか、海外名はForest’s Flash。)
基本性能
・属性:ブロック
・発生:23F
・基礎ダメージ量:190(演出なしのヒットの場合は140)
ブロック属性のBAであり、発生から暗転までの間ブロック状態になる。他のBAは発生から暗転までの間にわずかに無防備な時間があり、その間に攻撃を受けるとBAが不発となってしまうが、このBAはブロックにより相手の通常攻撃を受け流しつつ攻撃に移行することが可能。また、通常攻撃属性の相手にはクリティカルヒットし、ダメージが上昇。
突進系のBAであり、攻撃範囲が広い。それらの中でも移動距離が特に長く、かなり離れた位置にいる相手にもヒットする。
ただし、一定以上離れると演出に移行せず、初段のみのヒットとなりダメージが減少する。
ガードさせた場合は不利Fを背負うことも有利Fになることもなく、完全五分の状況に。また攻撃後はやや距離が離れるので中距離戦を展開しやすい。
難点
発生が遅い
ジュカインのBAは発生が23Fなのに対し他ポケモンのBAは11~19Fである場合が多い。つまり、発生が遅い。
このため、BAの撃ち合いに競り負けやすい。まず、当たり前ながらBAはブロック貫通が付与されていたりつかみ属性だったりするのでブロックでは受け流せない。そしてフレーム面で不利なので、BAを相手と同時出しした場合も遅れて出した場合も先に暗転されてしまい、そのまま攻撃を受けてしまいやすい。
基本的には相手がBAを使い終えてからこちらのBAを通したい。
命中精度が低い
もう一つの難点が、単発で使うと命中しにくいということ。
まず、地上を突進する技であるため空中にいる相手には当てにくい。また、フレーム面の問題から相手の着地を狙ってBAを当てるのもやや難しい。特にDPではジャンプを繰り返す相手には非常に当て辛い。
FPにおいてはホーミング性能が低いためこれまた当て辛い。このように移動速度が速いポケモンには横移動だけで回避されてしまう。
ブロック属性のBAであるため本来ならばホミ格に対して有効な技であるはずが、こんな風に横ホミ格など正面からではない打撃に対して繰り出すと明後日の方向に突進してしまう。バグかな?
壁を背負った相手に対してのBAは要注意。この状態で横移動をされると技がスカってしまい、そのまま確定で攻撃を貰ってしまう場合がある。バグでしょ。
使い方
コンボ
ジュカインのBAはFPのシュート攻撃や、DPの5Y、5Xから続けて繰り出すことが可能。これを活かしコンボで使用できる。
まずDPの5YからのBAコンボ。BA単発よりも始動技の発生の方が速いので当てやすく、しかも単発ヒット時よりも大きなダメージを与えることが可能。
相手がリバサで発生の速いコマンドブロック技を選んだ場合もBAのブロックで受け流すことができるので安定した起き攻めとして機能する。
FPにおいて使う場合はシュート攻撃からのBAが有効。シュートをヒット、ガードさせてからBAを撃つことである程度BAの命中精度を補うことが可能。
打撃への切り返し
ブロック属性のBAであることを活かし、リバサ、お見合いでの打撃に対する切り返し。択に勝てば、クリティカルヒットで大きなダメージを与えつつ、状況を一気に有利にすることが可能。
つかみ攻撃やブロック貫通には注意。
移動
長距離を突進する技であることを活かし、ラインを押し上げる役割も果たせる。
壁を背負っている状態でBAを使えば、ガードや回避をされたとしても、壁から大きく離れてステージの中央まで戻ることができる。つまり、不利状況から脱することが可能。
FPにおいては、技が途中でスカれば、距離を取りつつステージの中央に戻ることができ、難点が利点に変わることも。
ステージ中央でBAをガードさせた場合は、相手を一気に壁際まで押し込むことができ、設置技を使った攻勢に出やすくなる。
まとめ
・演出が神々しく、とてもエモい。
・単発では打撃技へのリバサ択として使うと強い。
・コンボ、他の技との連携での使用を推奨。DPでは5Y→BAでの起き攻めが強い。FPで使う場合はシュート→BAで命中精度を上げるとグッド。
おわりに
拙い文章でしたがここまで読んでいただきありがとうございました。ジュカインに関する基本的なことは一通り書き終えたので、ここからはコンボ、立ち回り、キャラ対といったジュカインと共に勝利し、恒久的な幸福に至るために必要な技術、知識について書いていきたいと思っています。ではまた、次回の記事でお会いしましょう。
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