こんばんは!たわしです。
ポケモンジャパンチャンピオンシップも盛り上がり、最近ポッ拳を新しく触る人が増えているように感じます。
今こそE,Dランクや初めてオンライン対戦をやる人向けの攻略記事を充実させるべき!と思い、今回はポッ拳のセオリーについて簡単に解説していきます。
・出せる攻撃が多すぎて何を使えばいいか分からない!
・勝つための読み合いが分からない。気分はムシキング
3すくみとは?
ポッ拳には通常攻撃、ブロック攻撃、掴み攻撃の3つの攻撃属性があり、それぞれじゃんけんのような相性関係になっています。
相手の通常攻撃に対してブロック攻撃でカウンターを仕掛けたり、相手のブロック攻撃を読んで掴みで投げてみたり、それをまた読んで通常攻撃を出してみたり…といった駆け引きがポッ拳の基本的な攻防という訳です。
攻撃を出すときにはブロック攻撃は青く、掴み攻撃は緑にポケモンが光るので相手が何をどの属性の攻撃を使ったのか一目で分かるのがポッ拳の特徴で、それぞれの色の相性関係はポケモンの草水炎の関係と同じです。とてもわかりやすい。
これだけ聞くとただのじゃんけんゲーなのかと思う人もいるかと思いますが、実はこれが結構奥深い。
確かにこのゲームでは3すくみ…じゃんけんがバトルシステムに大きく関わってきますが、本当にただのじゃんけんをするだけでは所詮は運。安定して勝つのは不可能。
ポッ拳は最終的には『自分は不安定な択や隙のある行動を極力避けてじゃんけん回数を減らし、攻めるときは相手にだけリスクの高い、或いは負けないじゃんけんを押し付ける立ち回り』が求められます。
具体的に言うと、
- 攻撃やガードのセオリーを覚え立ち回りの隙を減らす
- コンボや起き攻めなどのセットプレイを覚え、攻撃のリターンは大きく、リスクは減らす
- 相手のポケモンを理解し、専用の対策を立ち回りに組み込む
大きく分けてこの3つの地力を少しづつ積み上げていくことがポッ拳が上手くなる、ということだと自分は考えています。
これらの地力が上がるとその分だけ読み合いの時自分が用意できる選択肢が増えたり、相手の選択肢を理解することでより戦略的に立ち回ることが出来るようになります!
今回は1の攻撃の振り方のセオリーについて解説していきます!
ポッ拳はターン制?
全ての攻撃はボタンを押した瞬間から攻撃を行うのではなく、必ず少しだけ予備動作を挟みます。
予備動作の長さも出す攻撃によって違い、攻撃発生の早い技は近距離の技の出し合いで非常に重要です。
ではお互いが同じ発生の攻撃を使った場合はどうなるのでしょうか。
普通は先にボタンを押した方の攻撃が通るのですが、このゲームでは、『ボタンを押した速度に関係なくどちらかが先に動ける状況』というのが非常によく発生します。
もしどちらかが先に動ける状況であれば、先に動ける方の攻撃が通るでしょう。
攻撃が外れる、攻撃をガードされる、攻撃を食らう、自分がダウンする…
あらゆる行動のモーション中はその分だけ硬直時間が発生し、何もアクションを取っていない相手の方が必然的に先に動ける状況が起きます。
お互い通常攻撃を出し合った場合、先に動ける方が基本的には勝つので、先に動ける方が攻撃のターンを持っていると言えます。
相手に攻撃のターンが行ってしまったときは、相手の攻撃を警戒して一旦ガードで様子を見たり、ブロック攻撃を使ったりしてもいいかもしれません。バックジャンプ、バックステップなどで引いてみるのも有効です。
逆に自分が攻撃のターンを持っている状態であれば、通常攻撃だけで相手の通常攻撃と掴み攻撃の両方に勝てる状況で戦うことが出来ます。この場合自分がブロック攻撃を使う必要はあまりないということですね。
自分の攻撃が外れたりガードをされた後や、
逆に攻撃を食らったりダウンした後は相手の攻撃が通されやすい!
相手が攻撃のターンを握っている時はガードなどで消耗をなるべく避けることを意識しよう!ブロック攻撃でカウンターを狙うことも有効!
3つの攻撃の特徴を知ろう
多種多様な通常攻撃
3つの攻撃属性で一番使う機会が多いであろう通常攻撃。
ポッ拳は十字キーの向きやジャンプ+Y,X,Aボタンでそれぞれ弱攻撃、強攻撃、ポケモン技が出せますが、その大半が通常攻撃に分類されます。
最初のうちは出せる技が多すぎて何を出せばいいか迷う人も多いはずですが、まず最初に覚えておきたいものを厳選してピックアップ!
掴み攻撃に強い攻撃
上X(構え強攻撃,8X)は掴み攻撃に必ず勝てる!
通常攻撃は掴み攻撃に対して強く、大抵は掴もうとした相手に対して一方的に攻撃出来ますが、通常攻撃を出すのが遅れたり、相手の方が先に動ける状況だと掴みと通常攻撃が相殺してしまう場合があります。
フィールドフェイズでは全ポケモン共通でホーミング攻撃(X)、デュエルフェイズでは上Xが相殺が起きず掴み攻撃に必ず勝てます。
また一部の技を除きジャンプしている相手を掴むことは出来ないのでジャンプ攻撃も有効です。
他にも発生の早い技が掴みに勝ちやすかったり、ポケモンによってはそれ以外にも掴みに必ず勝てる攻撃を持っていることがあります。
自分の使ってるポケモンのどの技が掴みに強い技なのかをプラクティスモードのアクションリストで確認しておきましょう!
ブロック貫通攻撃
通常攻撃は本来ブロック攻撃には勝てない…のですが、一部の攻撃ではブロック攻撃を貫通することが出来ます。
攻撃が重なっていれば掴みにもブロックにも勝てる最強の技。
とはいえ弱点もあり、大抵は溜め攻撃など攻撃が発生するのに時間がかかります。
こちらの攻撃を当てる前に攻撃を貰ってしまっては元も子もないので無暗に多用は禁物。
攻撃を出せれば相手はガードするしかありません。起き攻めなどで使うと超強力です。
ポケモンによってはブロック貫通の攻撃を持っていないポケモンもいます。
プラクティスモードのアクションリストで確認できるので、相手のブロック攻撃に困ったら見ておきましょう!
また、X+A同時押しで出せるブロック攻撃は全ポケモン共通で最大溜めにブロック貫通効果が付きます。お互いブロック攻撃を選択した場合、先に溜め切ったほうが勝つという訳ですね。
使いこなせれば非常に強力!ブロック攻撃
X+A同時押しで出せるブロック攻撃は、通常攻撃と比較して攻撃の発生自体は遅めですが、ボタンを押してから攻撃するまでの間通常攻撃などの攻撃を防ぎます。
相手が攻撃のターンを握っている時でも相手の通常攻撃を受け止めつつブロック攻撃でカウンターが行える為非常に強力ですが、反面掴み攻撃には弱く、掴まれた場合クリティカルを取られてしまいます。
また、攻撃が発生してからは通常攻撃に対する耐性を持たないので要注意!
X+A同時押しで出せるブロック攻撃は、X+A長押しで溜めることができ、攻撃を受け流す時間をある程度伸ばせます。
相手の攻撃に合わせて溜める時間とブロック攻撃をするタイミングを覚えておきましょう!
ブロックキャンセルについて
通常ブロックを溜めている時にRを押しながら方向キーを動ける方向に押すことで、溜めを解除してステップを出すことができます。
これを使うことで相手の攻撃を受けつつ移動するという動作が可能となり、
ブロック貫通以外の遠距離攻撃を多用する相手に対して近づく手段としても非常に有効です。
コツとしてはX+A長押しでブロックを溜めつつ方向キーを入力。その後Rを押すと簡単にブロックキャンセルが出来ます。
押すボタンが多く最初のうちは混乱しがちですが、キャンセルをするのはRを押したタイミングと覚えておきましょう。
実はリスキー?!掴み攻撃
攻撃の発生が早く、相手のブロックやガードに強い属性である掴み攻撃ですが、これが実は結構な曲者。
安易に出しすぎると一気に勝利が遠のいてしまうことも。
掴み攻撃は相手が通常攻撃を出している途中であれば必ず失敗し、状況によってはそのままクリティカルで反撃を貰ってしまいます。
通常攻撃の中にはクリティカルになるとコンボダメージが大幅に伸びる攻撃があります。
中には自分の掴み攻撃で与えられる数倍のダメージが出る高火力コンボなどもあり、掴み攻撃は勝ったら100前後ダメージを与えられるが負けたら200以上減る…そんな明らかに釣り合わないじゃんけんになってしまいがちな属性です。
相手のガードやブロックを崩すには必要な選択肢ですが、立ち回りではなるべく掴み攻撃は少なめを意識すると安定すると思います。
相手が攻撃のターンを持っている時の掴み攻撃は厳禁!!
攻撃のターンを握っている側は基本通常攻撃で攻めるか掴み攻撃を通すかという選択肢になりがちで、基本的にブロック攻撃やガードをするメリットがありません。
セオリーが分かっている相手に対しては相手のターンに掴み攻撃が通る可能性は限りなく低く、また通常攻撃でクリティカルを受けてしまった時のダメージも非常に高いです。
掴み攻撃は自分が攻撃のターンを握っている時のみ使いましょう。
まとめ
・通常攻撃
上Xが掴みに強い!掴みを読むならコレ
・ブロック攻撃
溜める時間と解放タイミングをマスターして通常攻撃に対して使おう
・掴み攻撃
使いどころを見極め使っていこう。守りのターンで使うのは厳禁!
いかがだったでしょうか?
より詳しいポッ拳のセオリーについては『フレーム』の概念を知る必要があります。
こちらの記事も是非参考にしてみてください。