はじめに
みなさん、こんにちは。クロスいがらしです。
今回は第12回目のポッ拳対戦交流会“だいクラ”についてレポートしていきます。この回では駆け出しプレイヤー向けに初心者講習を行っており、その様子に焦点を当てお伝えします。
ポッ拳オフラインイベントに興味がある方はこの記事で会場の雰囲気を覗いてみてくださいね!
今回の初心者講習会は主にオンライン対戦のランクマッチでE〜C帯の人を対象としたところ、全体の約2割が参加してくれました。
初めに講師、参加者ともに挨拶からスタート。参加者の方はオフラインイベント初参加の方が約半数を占めていたのが印象的でした。そこで私から提案したのが最初に対戦するときは“名札を見せながら挨拶する”というもの。
会場は時にガヤガヤすることもあり、一度で名前が聞き取れない時に後からもう一度聞き直すのは結構勇気がいるんですよね(笑)なるべく名前と顔を一致させ、次回以降も交流が続くことを狙いました。
講習の内容は、3Dのフィールドフェイズと2Dのデュエルフェイズ。共鳴バースト。通常攻撃、ブロック攻撃、つかみ攻撃の3すくみ。こういったチュートリアルでするようなポッ拳の基礎システムの説明から始まりましたが、大半の人はもう知っているといった様子。そこでもっと具体的なところを教えるべく、参加者をランク別に分けて指導を行うことにしました。
私が担当したのはE〜Dランクという、より駆け出しに近いプレイヤーのみなさん。中にはチュートリアルをちょっとやっただけという方もいて、指導にあたっては各フェイズごとに2つに絞って技を繰り出すようアドバイスしました。
シンプルかつ強い行動を身につけたことで、動きの硬さがほぐれていくのが見て取れました。コンボを教えるとなると当然ポケモンごとに異なるので複数同時に教えるのには向きません。よってコンボについては一切言及せず、分からない場合はボタン連打でOKとしました。コンボもキャラ対策も分からない。そのうえでどう勝つか。この後に続く総当たり戦で今一戦でも多く勝つための方法に絞ったことで、よりシンプルかつ重要な部分を伝えられたと思っています。
総当たり戦と感想と
講習会の後は参加者による総当たり戦を行いました。そこにはなんと特別に公式大会の小中学生部門で2位となり、8月にはアメリカでの戦いを控えている“こーたろー選手”が参戦! 小学生ながらにとても強いのでなんとか打ち負かしてくださいと参加者の背中を押しました。
少し緊張も見られましたが、楽しくも真剣な表情で挑むみなさんの目はまさしくプレイヤーの象徴そのもの。人と顔を合わせながらバトルすることの楽しさをこの場で知ってもらえたと思っています。
そして結果はご覧のとおり。概ねランクどおりにはなったものの、1本は取れたり、相手の方が強くても「1ラウンドは取れましたよ!」とニコニコの笑顔で教えてくれる方もいて、この回の駆け出しプレイヤーの背中を押すという目的は果たせたのかなと嬉しくなりました。
その後はスイクンをパートナーに選ぶプレイヤーが多かったことからトッププレイヤーによるスイクンミーティングが行われたり、講習会参加者が選んだポケモンのトッププレイヤーを紹介してコンボを伝授してもらったりといった時間を過ごしました。どのゲームでも言えることですが、同じキャラの使い手は自然と親しみやすいんですよね。こうして出来た繋がりがこれからより一層コミュニティを盛り上げる、そんな始まりの時を見られたのはコミュニティの一員として幸運だったと思います。
おわりに
今回講師役の一人として参加しましたが、みなさん初心者という割に想定よりレベルが高く成長も早い!(笑)オンラインでのランクは指標に過ぎないのですが、担当したE~Dランク(ポッ拳はEランクからスタートする)の方たちは当時そのランクだった時の私より遥かに上手くて驚きました。
今はだいクラのような対戦交流会や、このPokkenNetのような簡単に見つけられる情報があることで上達しやすい環境が整っているのかもしれませんね。それを存分に活かしている皆さんはきっとこれからもっともっとポッ拳を楽しんでいくことでしょう。
次回だいクラは8月11日(日)開催予定です。既にエントリーの受付も開始していますので、ぜひ参加してくださいね!