はじめに
引き続き作戦タイム編。今回はジュカインと相性のいいサポートポケモンについて考えていきたいと思います。ではよろしくお願いします。
コンボ編でも簡単にサポートポケモンについて触れている記事がありますのでよければ参照してください。
基本事項
サポートポケモンとは
バトル中に呼び出せるお助けポケモン。ポケモン毎に多彩な効果を持ち、バトルをサポートしてくれる。
サポートポケモンはサポートゲージが満タンまで溜まった際に呼び出せるようになる。サポートゲージの溜まりやすさ(=チャージタイム)はポケモン毎にまちまち。ゲーム内の説明ではチャージタイムをはやい、ふつう、おそいの3段階評価でおおまかに知ることが可能。最初のチャージタイムと、サポート使用後再度ゲージを溜める(=再チャージ)際のチャージタイムが異なっている物が多い。
サポートポケモンを呼び出した際、バトルポケモンに硬直が発生してしばらく無防備になってしまう場合がある。硬直が大きい物は確定で攻撃を貰ってしまう場合も。
サポートポケモンの攻撃だけでは相手をKOすることができない。相手のHPがどれだけ少なかろうと必ずHPが1残り、KOするためにはバトルポケモン自身の攻撃を当てる必要がある。また、サポートポケモンの攻撃はガード時に削りダメージが発生する。
サポートポケモンの中には発動してからしばらく効果を発揮し続けるものがいるが、つかみ攻撃、バーストアタックなどの演出に移行する攻撃がヒットする、または相手から受けてしまうと消えてしまう。
3つのタイプ
サポートポケモンはその効果により、以下の3種類に大別される。
攻撃
出現後直ちに攻撃を行ってくれるサポート。能動的な攻撃手段として使える。コンボにも活用しやすく、特にジュカインは打撃技から無理なくサポートを組み込めるので、単発出し以外でもその効果を存分に活かせる。
妨害
相手の行動を制限してくれるサポート。相手の攻撃を防いでくれる物と、特定の行動に反応して攻撃してくれる物の2種類が存在。こちらはコンボではなく、設置との連携や立ち回り強化で用いる。
強化
バトルポケモンのバフやデバフに関与したり、体力や共鳴ゲージを増加させてくれるサポート。攻撃は行わない物が多い。ジュカインは共鳴ゲージがやや溜まりにくいので、共鳴ゲージを増加させるものと相性が良い。
以下、これらの点を踏まえて各サポート毎に考察。
ニャビー&アシマリ
ニャビー
タイプ:攻撃
チャージタイム:20秒(再チャージは30秒)
“ほのおのキバ”でブロック貫通の中距離攻撃をしてくれるサポートポケモン。バトルポケモンの体力によって性能が変化。アローラ御三家の炎担当。
Lv1:バトルポケモンの体力が半分以上の場合の攻撃。この段階でもコンボで追撃可能。
Lv2:バトルポケモンの体力が半分以下かつ根性値圏外の場合の攻撃。攻撃の見た目は変わらないがヒット時に与える硬直が増えており、ギガドレインが繋がる。
Lv3:バトルポケモンの体力が根性値圏内の場合の攻撃。突進後相手を上空に打ち上げる強力な攻撃に変化。
弾消しがついているので遠距離攻撃をしてくる相手への差し込みにも使える。Lv2ならそのままギガドレに繋げられておいしい。ただしジュカインの場合リフブレ、遠距離ギガドレ等で近いことはできるので少し役割が被ってる感もある。
ギガドレインが繋がるLv2、火力の高いLv3が強力。チャージタイムも速い。ただし体力依存なので狙った効果がやや出しにくいのが難点。
おすすめ度:★★★☆☆
アシマリ
タイプ:強化
チャージタイム:30秒(再チャージも30秒)
“バブルこうせん”を使い、ジャンプ回数アップ、攻撃力アップのバフを付与してくれるサポートポケモン。アローラ御三家の水担当。
ジャンプ回数アップのバフにより、2段ジャンプができるようになる。ジュカインのジャンプはモーションが素早く優秀な性能で、壁際から逃れたい時、相手に近づきたい、または離れたい時などで多用するアクション。それを更に強化し、移動距離を長くし、対空されにくくすることができる。
通常、ぶらさがり状態は普通に着地すると大きな硬直が発生してしまうので各種空中技を出してごまかすことになるが、アシマリがあればぶらさがり状態から更にジャンプできるので距離を取りつつ安全に着地時の隙を減らすことが可能。
タネマシンガンの準備動作からもジャンプ可能。準備動作を見せてタネガンで固めに入ると思わせつつ、ジャンプで距離調節ができる。
ただでさえ強力なジュカインのジャンプをさらに強力にできるロマンあるサポート。攻撃バフも付与されるので相手の共鳴に対抗しやすくなる。また、バフを二重に付与できる点から自身のデバフを解除する目的でも使える。一方、他のサポートに比べて攻撃バフの付与時間が短めなのが難点。
おすすめ度:★★★☆☆
エモンガ&フォッコ
エモンガ
タイプ:攻撃
チャージタイム:20秒(再チャージは30秒)
“でんげきは”でブロック貫通の遠距離攻撃をしてくれるサポートポケモン。ヒット時に相手に移動速度ダウンのデバフを付与。イッシュ地方のピカチュウもどき枠。
移動ダウンのデバフが強力。効果時間が長く、全段ヒットすれば約10秒もの間相手の足を奪える。
発生が速い遠距離攻撃。強度の低い弾ならばかち合っても無視して攻撃できるため、遠距離から弾を撒いてくる相手に対して有効。弾自体は消してくれないので体力やフェイズチェンジ値に余裕がある場合に。
コンボで使うとヒット時に相手を浮かせるのでリフストにも繋げられる。もう少しで共鳴が溜まりそうな時に。
ジュカインは遠距離攻撃が少なめで、遠距離から弾を撃ってくる相手には有効打を与え辛い場合も。そんな時に刺さる超好相性なサポート。コンボでも活用できるので使い所が多い。追加効果も強力でチャージタイムも速い。優先的に選びたいサポート。
おすすめ度:★★★★★
フォッコ
タイプ:妨害
チャージタイム:30秒(再チャージは40秒)
バトルポケモンを無敵状態にし、”ひのこ”で周囲をガードしてくれるサポートポケモン。カロス御三家の炎担当。テールナーの進化前。
防御系サポートの一種。リバサで使えるため起き攻めを拒否しつつ、相手との距離を離せる。近距離戦を得意とする相手に有効。どうみてもひのこの威力ではない
しかし共鳴している相手には使い辛いという難点があり、このように発生が速いBAには容易に切り返されてしまう。
遠距離投げにも弱い。特にフォッコは硬直が大きめなので容易にスカ確を取られてしまう。ジュカインのミラー戦やシャンデラが相手の場合は注意。
防御系サポートの中ではやや使いにくい部類で、他の方が有用な場面が多い。
おすすめ度:★★☆☆☆
ツタージャ&ラプラス
ツタージャ
タイプ:攻撃
チャージタイム:20秒(再チャージも20秒)
バトルポケモンをブロック属性にし、”グラスミキサー”で上方向に広い攻撃をしてくれるサポートポケモン。イッシュ御三家の草担当。
ブロック属性になれるのでリバサで使える。つかみ攻撃を受けてもクリティカルヒットしないので低リスクで使えるのが強み。投げ重ねに対して出した場合はそもそもサポート発動自体が不発になるのでサポートゲージが無駄になることもない。ただし、ダメージは控えめで地上ヒットの場合追撃ができない。ダウンは取れるのでその後の展開に繋げたい所。
説明文にある通り対空が強力。空中ヒット時はそのままコンボにも移行可能。ジュカインへの対策として使われやすい空対空技に刺さる。
設置との連携が強力。DPの壁際でのタネガン後に適切な間合い下でツタージャを置いてやると、ステップ等で距離を詰められるのを防げる他、次のタネガンやギガドレを警戒した飛び行動も狩れる。ガード時の削りダメージもおいしい。
FPでは、ブロックでジュカインを守りつつ、前方の弾を打ち消せるためジャンプシュートを生育しやすくすることが可能。
密着でお互い膠着している状態で出してしまうとつかみ攻撃が確定してしまうので注意。相手が共鳴していればBAも確定。出し所には注意が必要。
空対空、設置との連携、リバサなどで活用できる優秀サポート。チャージタイムが速く、再利用しやすいのも強い。一方、中距離までしか攻撃が届かず、攻撃が確定しやすいので使い所を選ぶ点は注意。
おすすめ度:★★★★★
ラプラス
タイプ:攻撃
チャージタイム:40秒(再チャージは30秒)
“なみのり”でブロック貫通の突進攻撃を繰り出すサポートポケモン。なみのり要員代表。
フフゥ~♪と陽気な声をあげながら相手に突進していく。ヒット時のダメージが大きい。突進がゆっくりかつ長距離なのでラプラスと一緒に前に移動してやることで距離を詰めるのに使える。また、相手にガードかジャンプでの回避を強要できる。
弾消しがついているのでFPではジャンプシュートと組み合わせて使うと強い。
ラインを押し上げたい時に役立つサポート。遠距離攻撃が得意な相手に対してや、FPでの連携で使うと良い。
おすすめ度:★★★☆☆
ゲコガシラ&イーブイ
ゲコガシラ
タイプ:攻撃
チャージタイム:20秒(再チャージも20秒)
“みずのはどう”での遠距離攻撃を2回行うサポートポケモン。カロス御三家の水担当。
発動直後の攻撃の後、時間差でもう一発攻撃してくれる。発動中は相手にゲコガシラを意識した行動を強制できるので、その隙に接近したり、設置を撒いたりできる。特にFPで有効。
ホミ格と連携して繰り出せば、1段目と2段目の隙間をごまかせてそこそこ強い。
FPで機能しやすい、設置を撒いたり接近する機会が作れるサポート。ただしジュカインの場合、ジャンプシュートでも近いことができるので優先度は低め。
おすすめ度:★★★☆☆
イーブイ
タイプ:強化
チャージタイム:20秒(再チャージは40秒)
“てだすけ”で攻撃力アップのバフを付与し、体力を回復してくれるサポートポケモン。進化先が多いことで有名。ピカチュウに次ぐポケモンの顔的な存在。
攻撃バフがついていると攻撃力が上がるだけでなく、非共鳴状態でも弱攻撃で共鳴している相手を怯ませられる。相手に先に共鳴されることが多いジュカインにとってはなかなかありがたい。
しかしそれ以外の場面では、設置を使った持久戦を得意とするジュカインとはやや相性が悪い。
おすすめ度:★★☆☆☆
カラカラ&ディグダ
カラカラ
タイプ:攻撃
チャージタイム:20秒(再チャージは30秒)
“ホネブーメラン”でUターンする遠距離攻撃を行うサポートポケモン。分類はこどくポケモン。ぼくも大学で常にひとりぼっちなので親近感を感じますね。
Uターンによる2段攻撃により、遠距離ヒットであってもコンボに繋げやすいのが強み。
ガードされた場合も、相手が2段目を警戒している間に設置を撒くことも可能。
コンボで拾いやすく、固めなどに応用できる等の独自の強みを持つ遠距離攻撃サポート。ただし打撃技からコンボで繋げられないのが少し痛い。
おすすめ度:★★★☆☆
ディグダ
タイプ:攻撃
チャージタイム:30秒(再チャージは20秒)
“あなをほる”で地中から相手を攻撃するサポートポケモン。顔から下がどうなっているのかは謎。一部のプレイヤーが好んでいる。
FPでは相手の真下から連続攻撃を行う。ヒットすればフロントシュートやホミ格等で追撃可能。しつこく相手を追い続けるので足止めにも役立ち、その間に設置を撒くチャンスも作れる。
DPでは相手の真下から上方向に広い攻撃を繰り出す。相手を上空へ打ち上げるため、色々な技が繋がる。ただしヒット数が多く補正が重いためコンボのダメージは控えめになりがち。
壁際でのタネガン固めとの連携が強力。大きな削りダメージを与えることができ、ガード耐久値が削れる。
硬直が大きいのが難点。近、中距離での5分状況では使い辛い。
接近や固めに使えるサポート。また、タネガンとの連携が強力。ただ距離を選びがちな点が少し痛い。
おすすめ度:★★★☆☆
ジラーチ&エルフーン
ジラーチ
タイプ:強化
チャージタイム:40秒(再チャージも40秒)
“ねがいごと”をして共鳴ゲージを増加させ、共鳴バースト強化のバフを付与してくれるサポートポケモン。ホウエン地方の幻のポケモン。トクサネうちゅうセンター近くの白い岩には特に意味はない。
共鳴ゲージが増加するのがとてもありがたい。増加量も割りと大きめで、共鳴ゲージが満タン付近になっている時にあれば嬉しいサポート。
共鳴強化のバフも強力。共鳴バースト中の攻撃力、防御力を強化できる。特に根性状態なら、絶大な攻撃力や、凄まじい防御力を同時に得られる。
共鳴ゲージが溜まりにくいジュカインにとってかなりありがたいサポート。ただしチャージタイムが遅めなので注意。相手より先に共鳴したい場合に最適。
おすすめ度:★★★★★
エルフーン
タイプ:強化
チャージタイム:30秒(再チャージも30秒)
“みがわり”を発動し、相手の弾を打ち消してくれるサポートポケモン。体力回復効果もある。いたずらごころが有名。
発動中はバトルポケモンと接触した弾を打ち消してくれるので、弾を回避する必要がなくなる。また、フェイズチェンジ後も効果が持続する(つかみ攻撃でフェイズチェンジが発生した場合は例外)。
ただし全ての弾を打ち消せるわけではないので注意。例えばジュカインのサイドシュートの爆風は打ち消せない物の一つ。この他、ハイドロポンプ、はかいこうせんなどの強力な光線技や、ゲンガーの弾などの他の弾をすり抜けて飛んでくる物は打ち消せない。
弾キャラにはできる限り接近したいジュカインにとっては嬉しい効果。ただ、元々ジュカインは移動が速く、弾の誘導も横歩きで振り切れることも多いため、これに頼らざるを得ないというわけでもない。ステップでないと回避できない弾を連発してくる相手に対して使うと有効。また、あまり弾の回避にまだ慣れていない人にもおすすめ。
おすすめ度:★★★☆☆
おわりに
というわけでサポート考察、前編でした。残りのサポートは中編、後編に分けて考察していきたいと思っています。ここまでご覧いただきありがとうございました。
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質問箱です。苦情、質問等お待ちしてます。