はじめに
こんにちは、メルギドです。
WCSの公式大会が終わってもまだ配信やオフ会が控えているなど今でも根強い人気があるゲームで長年プレイしている私にとってたいへん喜ばしいことと思っています。
約半年ぶりの投稿となりますがよろしくお願いします。
さて前回は相模原流バシャーモについて簡単に説明をしました。
今回はより掘り下げた相模原流バシャーモについて解説していきたいと思います。
「相模原流バシャーモってなんぞや?」っと思った方は是非下の赤枠のサイトからご覧になってください。
バシャーモのポケモン技(Aボタン)は長押ししながら入力することでHP消費を代償にその技を強化し、技の出すスピードや火力を上げたり後隙を減らすことができる。
これを主流として戦うバトルスタイルのことを指す。
この流派に則ってバシャーモを使えば触って間もなくてもある程度は戦えると思います。
しかし、対戦相手のレベルが上がってくるとそう簡単に勝利を勝ち取ることは難しくなっていきます。
なぜなら相手も対バシャーモについて知識や経験を備えているからです。
そこで今回はデュエルフェイズ(DP)を中心にバシャーモを使う上での弱点や注意点、強み等を解説していきます。
まずは己の弱点を知れ!
まず、バシャーモの主な弱点についてとその解決方法について解説します。
弱点1:対空技が弱く対空技に弱い!
バシャーモのポケモン技のほとんどが上段、中上段攻撃です。
つまり地上から浮いているため対空技に非常に弱いです。
↑ブレイズキック(6A)を入力しているが簡単に8Yで切り返される。
また、バシャーモの対空技は8Yと8X、CX(Xボタン長押し)で8Yと8Xの発生速度は23F(フレーム)と他キャラと比べると遅く、使い勝手が難しい攻撃です。
8Y
↑1回目は対空成功、2回目は相殺、3回目は対空失敗。
引き付けて入力するのがコツ。
8X
↑どちらかと言うとジャンプしようとした相手を撃ち落とすように使う。
CX
↑対空技としては優秀だがXを長押ししなければならず、落下時にも攻撃判定はあるがガードされると確定反撃。
スカイアッパー(8A)
↑一応対空はできるが頭無敵がないため動きを見てからだと対応しづらい。
ガードされるともちろん確定反撃。
弱点2:ブロックとつかみが弱い!
バシャーモはポケモン技によるブロック攻撃やつかみ攻撃がありません。
おまけにブロックは単発で上段判定(共鳴時は通常判定)でヒット後もコンボで繋がらず、つかみは11Fと最速ですが身長の割にリーチが短いです。
↑足元がお留守とはまさにこのこと。
下段技や伏せで簡単に回避できる。
↑かなり接近しないと掴めないのもネック。
ダメージも90(フィールドフェイズは80)と控えめ。
弱攻撃を挟んでから放つべし!
いきなりブレイズキック等を出すのではなく弱攻撃(Yボタン)から牽制してから出すようにするとヒットしやすくなります。
特に2Yからの牽制が強く、2Y→ブレイズキック(6A)はポケコンボでYボタン連打でそのままブレイズキックに派生するうえ、2Yから8Yによる割り込みが出来ないので非常に強い攻撃手段です。
↑ただし1F頭無敵がある相手だと割り込まれる。気をつけて使おう!
相手を吊り、後隙を狩るべし!
相手の技の空振り(通称:スカ確)を利用することで相模原流を通しやすくなります。
技を空振りさせるためにも相手との間合い管理が重要になっていきます。
相手に「この距離なら攻撃できる」と思わせるのがポイント。
動きながら相手との適切な間合いを取っていきましょう。
↑相手と密着していると瞬時に対応出来ないため少し距離を置くこと。
これは御法度!相模原流!
次に間違った流派の使い方やこんな相手には注意して戦いましょう。
ポケモン技を移動に使っている
バシャーモのポケモン技は突進しながら攻撃する技が多いためつい移動手段として使いがち…。
実は相手に反撃するチャンスを与えているようなものなので確実に攻撃を当てれる距離まで歩いて移動するようにしましょう。
↑距離も稼げるブレイブバード(4A)で攻撃しながら接近すると…
↑モーションが遠くで見えているため、思わぬ反撃をされてしまうことも。
相手がブレイズキック等の最適解を知っている
ブレイズキック(6A)は発生が15Fと最速技(11F)の次に速く、強化ブレイズキック(6A長押し)ならヒット硬直は+8F、ガード硬直は±0Fと優秀なポケモン技ですが弱点はあります。
それはブレイズキック1段目ガード後にブロック攻撃や伏せ等で簡単に反撃、回避できてしまうところです。
またフレアドライブ(6A→X)はブロック貫通とアーマー付きで非常に強力なポケモン技ですが技が発動する直前及びアーマーがなくなった時に攻撃を受けてしまうと強化未強化を問わず不発に終わってしまいます。
↑特にジュカインは伏せだけでなくリーフストーム(8A)でブレイズキックもフレアドライブも狩れてしまう。
↑伏せで上段無敵にならないキャラでも1F頭無敵技(この場合カイリキーのCX)があると両対応されてしまう。
↑1F頭無敵がなくても技発動のタイミングを見切られると負けてしまう。
相手がその最適解を知っていたら負け筋になりかねない攻撃手段となるので無闇に振るのはやめ、相手の後隙を差し込んだり掴みや小技を挟みながら相手のペースを崩すような立ち回りを意識しましょう
相模原流を信じて戦え!
相模原流を貫徹するためのエッセンスとして必要な技術をまとめました。
マスターして相模原流奥義を体得しましょう。
伏せと構えを有効活用せよ!
バシャーモの伏せは下段ブロック、構えは特殊中段ブロックとどちらも攻撃を無効化(ブロック貫通は除く)できるので上手く使い分けてバトルを有利に制しましょう。
↑ピカチュウの10万ボルト(5A)は下段判定でブロックで受けるより隙がない。
↑素早い突進で厄介なギルガルドの5Xと6X、ためていないアイアンヘッド(6A)も構えでブロックすることで実質確定反撃。
JYを使いこなせ!
バシャーモのJY(空中弱攻撃)は足に球消し判定があり、一部の球攻撃を打ち消せます。遠距離が得意な相手にはJYを使って距離を詰めましょう。
また、デュエルフェイズのみJYからとびひざげり(空A)にキャンセルできるのも覚えておきましょう。
↑いやらしい弾幕攻撃(テールナーのJY)も消しながらラインを上げられる。
↑ルカリオの8Yは球判定なので打ち消しながら反撃出来る。着地地点を見極めよう。
↑フィールドフェイズだと一定時間留まる火球を出す。壁に追い込んだら設置技として使おう。
空中ダッシュを駆使せよ!
バシャーモは空中でRボタンを押すことで地面と平行に空中を移動できるようになります。(通称:空中ダッシュ)
また、Rボタンと同時に上か下の移動ボタンを押すことで上下に軌道修正することもできます。
↑一部のキャラを除き、リバサ8Yは5Fから頭無敵なのでJYと組み込むことで対空技に気にせず起き攻めができる。
ただし1F頭無敵技を持つキャラに注意。
↑攻撃範囲が広いテールナーの大文字(4A)も上に軌道修正すれば当たらない。
さらに空中ダッシュは、8Xから空中ダッシュにキャンセルすることもでき、フレアドライブ等で大きく距離が離れても一気に距離を詰めて起き攻めができるようになります。
↑入力こそ難しいが安定した起き攻めができる。
共鳴時は5Yで牽制しながら戦え!
通常時の5Yは上段判定で伏せていたりすると当たりませんが共鳴時の5Yは2連続攻撃で1ヒット目は上段で2ヒット目が通常中段になるため伏せていても攻撃が当たるようになります。
そのうえ、5YYYブレイズキック(ポケコンボ)は連ガ(任意でガードが解けない状態)なのでコンボの途中で攻撃を割り込まれる心配がありません。
ガードクラッシュを視野に入れてどんどん攻めていきましょう。
↑ガード耐久値が赤い状態でかつ相手が5Y初段をガードしていたらポケコンボでガードクラッシュ可能。ブロックしていたら攻撃を受ける前にバーストアタック(L+R同時押し)で切り返せる。
~番外編~
以下の2つは難易度が非常に高いですが
決まればカッコイイだけでなくピンチをチャンスに変えることもできるのでトレーニングモード等で精度を上げておきましょう。
ロトム抜け
ロトムは空中にいる時に電気ショックで相手を痺れさせるバシャーモにとって非常に面倒なサポートキャラですが抜けることは可能です。
↑1つは前ジャンプで高度が中間の時にJX。
もうひとつは最低空ジャンプ空中ダッシュ下シフト入力。
どちらも距離を取るので相手の攻撃に注意。
大渦カウンター
ダークミュウツーのサイコウェーブ大渦派生(A→X)は実は球判定。タイミングこそシビアですが発生時球無敵のスカイアッパーで迎撃できます。
以下の動画はレベル3→レベル2→レベル1の順に大渦を出しています。
↑大渦がヒットする直前に入力するのがコツ。 未強化スカイアッパーだと成功しやすい。
おわりに
ここまでご精読頂きありがとうございました。
今回は相模原流及びバシャーモのメインウェポンであるポケモン技をどう戦いで組み込んで勝利に結びつけるかを解説をしました。
この記事を読んで「バシャーモってこうやって戦えばいいんだ!」や「バシャーモ使いたくなってきた!」、「バシャーモ相手にはこうやって戦えばいいのか」と思ってくれれば幸いです。
他にも説明したい内容はありますがそれは次の機会に解説出来たらなと思います。
疑問、不明点がありましたらお気軽にこちら(https://twitter.com/megi86121381?t=9z8dMuay8eC4gurt_dY8rg&s=09)までご連絡ください。
それでは私は次のバトルが待っているのでここらで〆させて頂きます。
またどこかでお会いしましょう!